封をしていない遺言書でも有効か?

みなさんこんばんは。
司法書士の近藤です。
 
さて、本日の当事務所でよくある相談は、「封をしていない遺言書でも有効か」です。
 
自筆証書遺言の場合、「封をすること」は要件ではありませんので、当然有効となります。
 
では、封のない遺言でも家庭裁判所において、検認の手続きを受けなければならないでしょうか?
 
 
 
 
 
答えはYESです。
 
遺言書の保管者は、相続開始を知った後、遅滞なく、家庭裁判所において検認を請求しなければならないとされており(民法1004条)、封があるかないかで検認の請求義務に違いはありません。
 
ちなみに検認とは、家庭裁判所が遺言書の存在および内容を確認するために調査する手続きであり、検認が終わると遺言書に検認済証明書が合綴されます。
 
この状態になって初めて遺言書として通用するものとなり、金融機関や法務局での不動産登記で使用することができます。
 
近藤
 
【参考条文】
 
(自筆証書遺言)
第968条 自筆証書によって遺言をするには、遺言者が、その全文、日付及び氏名を自書し、これに印を押さなければならない。
2 自筆証書中の加除その他の変更は、遺言者が、その場所を指示し、これを変更した旨を付記して特にこれに署名し、かつ、その変更の場所に印を押さなければ、その効力を生じない。
 
(遺言書の検認)
第1004条 遺言書の保管者は、相続の開始を知った後、遅滞なく、これを家庭裁判所に提出して、その検認を請求しなければならない。遺言書の保管者がない場合において、相続人が遺言書を発見した後も、同様とする。
2 前項の規定は、公正証書による遺言については、適用しない。
3 封印のある遺言書は、家庭裁判所において相続人又はその代理人の立会いがなければ、開封することができない。
 
(過料)
第1005条 前条の規定により遺言書を提出することを怠り、その検認を経ないで遺言を執行し、又は家庭裁判所外においてその開封をした者は、五万円以下の過料に処する。
 
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