相続人間の関係の希薄化
こんにちは、スタッフの鈴木です。
昨日今日となかなかはっきりしない天気が続いておおります。
さて、最近いろいろご相談をお受けしておりますと、相続人間での遺産分割協議がなかなか整わないという相談が多いように感じます。もちろん、一生のうちである程度の財産を取得できることは少ないですので、できるだけ各相続人は自己の権利を主張したいと考えるものではあるのですが・・・
それよりも、そもそも相続人間の関係がだんだんと希薄になり、協議の際に初めて顔を合わせるということも増えてきていること相続問題の根底にあるような気がします。
相手を知らないことは、お互いに疑心暗鬼になるのが人間ですから、「本当に遺産はこれですべてなのか?」「本当に私の権利はこれだけなのか?」「本当に他の相続人を信じてもいいのか?」
いろいろと思いがめぐるものです。残された財産によっては完全に法律に従った分け方が難しいことがあります。ですから、ある程度お互いさまで、妥協点を見つけなければならないことがありますが
そういった場合、とりあえず全体の協議を仕切る人が、いるのといないのとでは、協議がまとまるまでの期間が大きく変わると思います。
しかし、そいった方もある程度の関係性や信頼などがあってのことですが、相続が始まる前からの関係性が無ければ、協議は難しくなります。
そういった場合は、争いがそれほど根深くなくても、家庭裁判所での調停を利用することとをお奨めいたします。第三者(調停委員等)をまじえてお互いの主張を整理することができれば、方向性が見えてくるものです。
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