遺言で二次相続まで決められるか?

みなさんこんにちは。

司法書士の近藤です。

さて、本日は、当事務所でよくある相談第3弾として、「遺言で二次相続まで決められるか?」についてです。

一般的に遺言というのは、本人の財産を誰に残すかを決めておくものですが、例えば、後妻に財産を残したいが、後妻が亡くなった後は、前妻との間の子に家産を継がせたいという場合に、「後妻が亡くなった後は、(本人の)子に相続させる」と遺言で作っておけば、有効になるのでしょうか? 

 

 

 

 

 

答えはNOです。

本人が亡くなった後、後妻が財産を取得するので、後妻が亡くなった後に前妻との子に継がせるには、「後妻自ら」が前妻との子に相続させる旨の遺言を別に作らなければなりません。遺言の限界と言えます。

 

では、家産を承継させるため、後妻に渡した後、前妻との子に渡す方法はないのでしょうか?

 

 

 

 

 

家族(民事)信託を使って、受益権という形にすれば、後妻の次は前妻との子、さらにその次は孫といったように、二次相続以上先まで決めておくことが可能です。

ただし、「信託がされた時から30年を経過した時以後に現に存する受益者が当該定めにより受益権を取得した場合であって当該受益者が死亡するまで又は当該受益権が消滅するまで」と期間の制限がある(信託法91条)ので注意が必要です。

近藤

 

【参考条文】

(受益者の死亡により他の者が新たに受益権を取得する旨の定めのある信託の特例)

信託法第91条 受益者の死亡により、当該受益者の有する受益権が消滅し、他の者が新たな受益権を取得する旨の定め(受益者の死亡により順次他の者が受益権を取得する旨の定めを含む。)のある信託は、当該信託がされた時から三十年を経過した時以後に現に存する受益者が当該定めにより受益権を取得した場合であって当該受益者が死亡するまで又は当該受益権が消滅するまでの間、その効力を有する。

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